内容説明
山本五十六がアジアを解放し、人種平等をもたらした!大東亜戦争をきっかけとしてアジア諸国は終戦前に独立した。米艦隊をアジアへ寄せつけないため真珠湾攻撃を実行したのが、連合艦隊司令長官・山本五十六である。
目次
第1章 戦勝国とは
第2章 戦勝国は日本だった
第3章 開戦前からアジア独立工作を進めていた大日本帝国
第4章 勝敗指数を定義づけする
第5章 東京体制が戦後体制である
第6章 捏造された「一撃屈服論」と陸軍への「通知なし」
第7章 戦勝アジア解放論から過去本を検証する
第8章 戦後論壇に山本五十六を論ずる資格はない
第9章 定番なる戦争観のデタラメ
第10章 暗号解読の結果、山本搭乗機を待ち伏せ撃墜したという捏っち上げ
第11章 機動部隊への山本感状が一撃屈服論を否定
第12章 定番の山本五十六像への反論
第13章 器なき小者が大人を描くからこうなる
著者等紹介
安濃豊[アンノウユタカ]
昭和26年12月8日(真珠湾攻撃の日)札幌生れ。北海道大学農学部農業工学科卒業。農学博士(昭和61年、北大農学部より学位授与、博士論文はSNOWDRIFT MODELING AND ITS APPLICATION TO AGRICULTURE「農業施設の防雪風洞模型実験」)。総理府(現内閣府)技官として北海道開発庁(現国土交通省)に任官。昭和60年、米国陸軍寒地理工学研究所研究員、ニューハンプシャー州立大学土木工学科研究員。マサチューセッツ工科大学ライト兄弟記念風洞研究所にて日本人混相流体学者として初の研究講演。平成6年、NPO法人宗谷海峡に橋を架ける会代表。平成12年、ラヂオノスタルジア代表取締役、評論家、雪氷学者、ラジオパーソナリティー。安濃が世界で初めて発明した吹雪吹溜風洞は国内では東京ドーム、札幌ドームの屋根雪対策、南極昭和基地の防雪設計、道路ダム空港など土木構造物の防雪設計に使用されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)