内容説明
大東亜戦争時、悲壮な決意をもって戦場へと馳せ参じ、自らが弾丸となって散っていった青年たちがいた。その史実と彼らの言葉に触れた時、現代の若者たちは心を震わせて感動し、涙を流す。宮城県警察学校での講話内容と学生たちの感想を公開。
目次
序章 蘇る戦歿者への敬意(戦歿者に励まされる警察学校生たち;東日本大震災の前、戦争は他人事といった感想もあった;東日本大震災の後、感想に明らかな変化;殉職された警察官)
第1章 戦時青年の心に触れて(溝口幸次郎日記;生まれたばかりの愛児への手紙;やはり抱かれてねたかった ほか)
第2章 勇者を讃え、勇気ある人となるために(モスクワっ子の東京印象記;息子の手紙に、母はどれほど泣いたことだろう ほか)
著者等紹介
野口次郎[ノグチジロウ]
昭和32年札幌市生まれ。令和5年志波彦神社鹽竃神社権宮司を退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)