内容説明
中国の考古学は、鬱蒼たる樹海のなかを行くがごとく資料の海のただ中にあります。それゆえ簡潔かつ明晰な手引き書を生み出すのは並大抵のことではありません。本書の著者はその難行に取り組み、本書を書き上げました。中国の考古学をイチから学びたい入門者にぜひ手にとってほしい一書です。
目次
序章 中国の考古学を学ぶために頭に入れておきたいこと
第1章 中国の石器時代
第2章 夏殷時代―青銅器時代1
第3章 西周時代―青銅基時代2
第4章 春秋戦国時代―青銅器時代3・鉄器時代1
第5章 秦漢時代―鉄器時代2
第6章 魏晋南北朝時代―鉄器時代3
第7章 隋唐時代―鉄器時代4
付録
著者等紹介
飯島武次[イイジマタケツグ]
1943年東京に生まれる。1966年駒澤大学文学部地理歴史学科卒業。1972年東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。東京大学助手、駒澤大学専任講師を経て1994年〜2014年駒澤大学文学部教授。現在、駒澤大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)