内容説明
関西歌劇団を率いて30年。50年代の武智鉄二、60年代の茂山千之丞、70年代の三谷礼二と伴に日本オペラの黄金時代を築いた朝比奈隆。その栄光の舞台の感動を伝える書。
目次
1 オペラ創成期―“武智オペラ”(オペラとシンフォニーはオーケストラの両輪;ヴェルディは“オーケストラのベートーヴェン” ほか)
2 オペラ演出家―朝比奈隆(定番オペラ;モーツァルト四大オペラ ほか)
3 オペラ演出家の誕生―三谷礼二(三谷礼二とは;演出家フェルゼンシュタイン ほか)
4 関オペ安定期(関オペ;朝比奈会 ほか)
5 オペラ演出をめぐって(朝比奈隆とオペラ演出;歌舞伎の演出について―武智鉄二 ほか)
著者等紹介
押尾愛子[オシオアイコ]
1954年岐阜県に生まれる。1977年京都大学文学部独文専攻卒業、(株)ユーハイム入社。同年5月〜80年4月西ドイツ・フランクフルト店に勤務。2014年(株)ユーハイム退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)