商品説明内容説明
1945年3月30日、広島県三篠町に暮らす中村家に双子の姉妹が誕生した。この双子の名前は「博子」と「愛子」。二人合わせて「博愛」であり、中村家の人々の平和への願いが込められていた。それからほぼ4ヵ月後、広島に世界初の原爆が投下された。爆心地に住む中村家の家屋は倒壊し、やがて猛火が迫ってきた。本書は、原爆で被災し生き延びた中村家一家十人のサバイバルとその後の双子姉妹の人生を追った。彼らはいかにして生き延びたのか?
目次
第1章 中村家の最も長い三日間(原爆投下;マンハッタン計画とオッペンハイマー ほか)
第2章 先祖の偉人「和田吉左衛門」(善因善果―先祖の善行が後代に幸を呼ぶ;私財を投げうって干拓事業に取り組む ほか)
第3章 原爆の街で生きる(ひもじいながらも楽しい我が家;焼け野原の中で懸命にサバイバル ほか)
第4章 双子姉妹、世界を飛ぶ(博子と愛子、中学生になる;大空への夢 ほか)
第5章 それぞれの旅立ち、そして平和への願い(夢の「パンナム」のスチュワーデスに!;フライトで世界一周の日々 ほか)
著者等紹介
高橋文子[タカハシフミコ]
中央大学法学部卒業後ポーランド大使館勤務を経て、1967年パンアメリカン航空に入社。アメリカに在住して勤務を続けながら、コロンビア大学大学院を卒業する。飛びながら修士課程を修了するという体験が雑誌に連載された後、「スチュワーデス・ダイアリー」(評論社)という題名で刊行される。パンナムを退社し1987年に日本に帰国後、連載記事の執筆や海外取材記事をレポートしながら単行本の執筆を続ける。1996年に刊行された「消滅―空の帝国パンナムの興亡」(講談社)は、第22回交通図書賞を受賞。日本観光通訳協会、日本文芸家協会会員。現在、通訳案内士として外国人の観光ガイドをする傍ら、執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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