内容説明
剣道は正しさを求めて稽古を積み重ねること。
目次
質にこだわった稽古とは 有効打突の条件を常に意識して稽古を続けているか
一本に直結する素振り 下半身の移動を意識して力強く行なうこと
稽古の準備 これだけは気をつけたい4つの着眼点
基本動作 礼法を大事にして正確に行なうこと
基本動作 その2 張り技は、技の起こり頭の刀を張る
実戦に直結する技稽古 左足を意識して打ち切ること
技を増やす 稽古は常に有効打突の条件を意識して集中する
出ばなをとらえる 極上の機会、出ばな技はこうして打つ
見取り稽古・一人稽古 常に実戦を想定して緊張感を持続させる
元立ち上手になる 元立ちが合気を作り、質の高い稽古を行なう
切り返し 切り返しは元立ち主導で合気をつくって行なう
打ち込み・掛かり稽古 元立ちが打ち込み稽古と掛かり稽古の違いを理解すること
崩さず、崩して打つ 構えを保持して攻めることで圧がかかる
打突力強化 打ちの強さは竹刀を振った数に比例する
攻めと打突の関係 打つまでの過程に細心の注意を
負荷をかけた稽古 “少しきつい”を意識して実力をつける
形稽古の留意点 剣道形も数をかけなければ上達しない
継続は力なり 剣道は続けることで未来が拓ける
著者等紹介
恩田浩司[オンダコウジ]
昭和35年東京都生まれ。修徳高校から警視庁に奉職する。全日本選抜剣道八段優勝大会優勝、全国警察大会団体優勝6回、全日本選手権大会出場、全日本都道府県対抗大会優勝、寛仁親王杯八段選抜大会優勝3回などの戦績を収める。令和3年3月、警視庁副主席師範を最後に警視庁退職。現在、衆議院主席講師、東京修道館師範。剣道範士八段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
剣道の正しさを求めて稽古を積み重ねること
【目次】
剣道の正しい学び方
目次
質にこだわった稽古とは
有効打突の条件を常に意識して稽古を続けているか
市民剣士こそ質にこだわって稽古を続けること/質の高さを求めるためには、正しさを求めること/礼法から丁寧に行なうことで稽古の質が上がる/基本稽古の内容が向上しないと上達は難しい
一本に直結する素振り
下半身の移動を意識して力強く行なうこと
素振りは単純な動作の繰り返し。気を抜かずに何本できるか/二の太刀、三の太刀につながる左足をつくる/竹刀操作は下筋を意識して肩を使って行なうこと/素振りで身につけた動作がすべての技につながる/踏み込み足は送り足の応用動作。素振りのイメージで打てるか/前進面 正しい構えから正しく打ち切る/前進後退面 勢いと調子で振らない。素早く足を引きつける/前進後退左右面 切り返し、応じ技につながる振り方を覚える
稽古の準備
これだけは気をつけたい4つの着眼点
1日1回、剣道と向き合う時間を確保すること/一流剣士は構えが大きい。常に目線を一定にする/打突は常に左足の引きつけを素早く行なう/いかに上手に打たせるか。元立ちの良し悪しが質を上げる
基本動作
礼法を大事にして正確に行なうこと
礼法を丁寧に行ない、正しい蹲踞をする/下腹に力を入れて前後左右の足さばきを滞りなく行なう/面打ち 右拳は肩、左拳は鳩尾の高さを常に意識する/小手打ち 左拳はおおむね臍の高さ、剣先は水平を意識する/胴打ち 右拳は体の中心、左拳は下げておおむね臍の高さ/突き 両手の力を等しくして絞りながら突く/連続技 左足の引きつけを素早くして正確に打つ/上体の運び方 腰を水平に動かして移動して正しい姿勢を保つ
基本動作 その2
張り技は、技の起こり頭の刀を張る
張り技 手の内の冴えで軽く張り、一呼吸で打突する/すり上げ技 弧形を描くように滑らかにすり上げる/抜き技 間合の見切りと巧妙な体の運用で抜いて打つ/返し技 迎えるように応じ電光石火で一呼吸で打突する/起こり技 無形の起こり頭を感応し、打突を自得する/捲き落とし技 右足を送りながら鍔元にすり込む/切り落とし技 一心一刀の教えで縁を切らずに打つ/引き技 離れ際は必ず相手の虚隙を打って退く
実戦に直結する技稽古
左足を意識して打ち切ること
機会を捉えるには軸足である左足が安定していること/素振り 左足で押し出す動作が踏み切り足になる/身体を一杯に使って大きな面を打つ/届く間合に入ったら我慢、左足を動かさずに打ち切る/気を抜くことができなかった先輩方との基本稽古/仕かけ技の稽古は起こりを捉える気持ちで行なう/応じ技の稽古は元立ちが有効打突を決める覚悟で行なう/どちらが元立ちかわからない稽古を心がける
技を増やす
稽古は常に有効打突の条件を意識して集中する
技の稽古はすべて審判の旗が上がる打突をめざす/仕かけて面 面布団と面金を正確にとらえ