内容説明
大学学部レベルで学ぶべきマクロ経済学の項目を網羅。導入部分をより丁寧に解説。掲載統計データをアップデートしたうえ、2010年代以降のマクロ経済における変化、たとえば労働市場の変貌、財政再建や財政赤字のあり方、非伝統的な金融政策、社会保障制度改革、所得格差とマクロ経済政策の関係などについて考察。マクロ経済学の基本概念と現実の日本経済を考えるための理論的枠組みを明快に説く定番テキスト、最新版!!ビジュアルに学べる3色刷。
目次
マクロ経済学とは
国民経済計算とGDP
乗数モデル
IS‐LM分析
財政金融政策
失業とインフレーション
開放経済
経済成長モデル
経済成長と貯蓄、投資
内生的成長モデル
マクロ・ダイナミックス
中立命題とマクロ政策の有効性
マクロ経済政策と政策当局
著者等紹介
井堀利宏[イホリトシヒロ]
1952年岡山県に生まれる。1974年東京大学経済学部卒業。1980年ジョンズ・ホプキンス大学Ph.D.現在、政策研究大学院大学特別教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)