内容説明
見慣れない記号や難解な数式に泣かされず、文章と図版による解説のみで統計学のエッセンスがマスターできるユニークな統計学への入門書。身近で親しみやすい具体例を基に、読者が自分の頭で考えることで理解していく解説のスタイルをとり、統計学の基本的な諸概念と実際の手法が自然に身に付くように工夫されている。初めて学ぶ人にとってのテキストであるとともに統計学に関心のあるすべての読者にとって含蓄のある「読み物」でもある。
目次
1章 統2章 収集さ2 収集された標本の記述
3章 データのまとめ方
4章 分布の形状
5章 標本から母集団へ
6章 標本間の比較
7章 有意性検定の応用
8章 関係の解析
著者等紹介
加納悟[カノウサトル]
1950年金沢市に生まれる。1973年京都大学工学部数理工学科卒業。工学博士。現在、一橋大学経済研究所教授