目次
第1部 日本語・日本語教育・関連領域(日本語における主語と主題;読解における仮説検証能力と自己モニタリング;授業をつくる―「学びの場づくり」における教師と学習者;言語学習初期における音声言語教育の意義―日本語教育への提言;口頭表現授業におけるドラマプロジェクトの試み ほか)
第2部 日本語教育史・言語教育史(コメニウス著『大教授学』に見る言語教育者への指針―「新編“すべき・すべからず集”」の試み;ヴァリニャーノの第二言語教育観―「日本管区及びその統轄に属する諸事の要録」を中心に;アーネスト・サトウ、ウィリアム・アストン、ジョン・オニールらが使用した日本語学習書の一考察―『鳩翁道話』を中心に;明治後期中国人学習者に対する「問答」を使った口語指導―松本亀次郎編『日本語教科書』の分析を中心に;戦前台湾の社会教育における日本語教育―簡易国語講習施設で使われた教材の研究 ほか)
著者等紹介
加藤好崇[カトウヨシタカ]
東海大学国際教育センター教授。早稲田大学大学院日本語教育研究科博士課程修了。日本語教育学・社会言語学
新内康子[シンウチコウコ]
志學館大学人間関係学部教授。津田塾大学学芸学部英文学科卒業。国立国語研究所日本語教育長期専門研修修了。専門分野は日本語教育・日本語教育史
平高史也[ヒラタカフミヤ]
慶應義塾大学総合政策学部教授。東京外国語大学大学院外国語学研究科修士課程修了。ベルリン自由大学文学博士。専門分野は日本語教育・ドイツ語教育。主な前職は東海大学留学生教育センター、ベルリン・フンボルト大学
関正昭[セキマサアキ]
元東海大学教授。専門は日本語教育史・日本語教育文法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
日本語教育の現在と過去に関わる22篇の論文集。第1部「日本語・日本語教育・関連領域」に日本語教育の今をめぐる論文、第2部「日本語教育史・言語教育史」に日本語教育や言語教育の歴史の問題を考察した論文を収載。