目次
第1章 作る前に(漢字習得の問題;漢字教材の現状と課題;漢字教材作成に向けて)
第2章 作って使う(大学などで使う初級教材を作る;大学などで使う中級教材を作る;非漢字圏学習者のための教材を作る ほか)
第3章 作った後で(教材の試用と見直し、評価の方法;漢字習得のための環境デザイン―教材の占める位置;漢字教材の今後)
著者等紹介
関正昭[セキマサアキ]
東海大学国際教育センター教授。東京都立大学人文学部卒業。海外技術者研修協会日本語専任講師、愛知教育大学教育学部助教授、鹿児島女子大学文学部教授等を経て現職
土岐哲[トキサトシ]
京都外国語大学日本語学科教授、大阪大学名誉教授。大阪大学博士(文学)。早稲田大学文学部卒業。国際学友会専任講師、米加大学連合日本研究センター専任講師、プリンストン大学客員講師、東海大学助教授、名古屋大学助教授、大阪大学教授を経て、現職
平高史也[ヒラタカフミヤ]
慶應義塾大学総合政策学部教授。東京外国語大学大学院外国語学研究科ゲルマン系言語専攻修了。ベルリン自由大学文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
教科書・教材作りのプロセスとノウハウをテーマ別にまとめた「つくる」シリーズ2冊目。教育現場での毎日の漢字教材作成をはじめ、漢字のクラスのシラバス検討など、漢字教育について考える際のヒントが得られる。
『日本語教育叢書「つくる」』の2冊目です。このシリーズは教科書・教材作りのプロセスとノウハウをテーマ別にまとめたものです。本書では、漢字教育の理論を説明するとともに、学習者のレベルや母語によって、それぞれどのような指導内容、指導方法が適切なのかその特徴を説明し、シラバス例を提示しています。また、そのシラバスに合った具体的な教材の例も多数紹介しています。教育現場での毎日の漢字教材作成をはじめ、漢字のクラスのシラバス検討など、漢字教育について考える際のヒントが得られます。