内容説明
本書は、「ことば」として用いられる音について「基礎」から学べるようにまとめたもの。特に日本語を中心にして観察を進め、さまざまな言語を母語とする日本語学習者の音に話が及んでいる。付属CDには様々な言語の音声、学習者の発音、各種アクセント、イントネーションなどの例を収録。
目次
第1章 単音(分節音)(単音の分類;音声表記 ほか)
第2章 音節(音声的な音節;音節の構造 ほか)
第3章 韻律レベル(リズム;アクセント ほか)
第4章 音声教育(音声教育は必要ない?;導入と練習の問題点 ほか)
著者等紹介
鹿島央[カシマタノム]
名古屋大学留学生センター教授。1951年大分県生まれ。国際基督教大学、上智大学大学院修士課程修了後、1987年モナシュ大学大学院(オーストラリア、メルボルン)博士後期課程修了。学術博士。専門は、音声学、日本語教育。日本語学習者の発音、特にリズムについて研究中