内容説明
一九九六年の子年からはじまり二〇〇七年でひとまわりしたシリーズの改訂新版。旧本を基にして、新たに学びやすいように編集し直し、「ねずみの古画」「ねずみの郷土玩具」「ねずみの文様」「ねずみの知識」を加えた。
目次
カラー作品 新年を寿ぐねずみたち(大黒様と白ねずみ;打出の小槌とねずみ;鈴(寿々)とねずみ ほか)
ねずみの基礎描法(線描(鉤勒)法
没骨法
線描法と没骨法で同一姿態を描く)
ねずみの戯画を描く(踊り;スイング;米俵を担ぐ ほか)
年賀はがきに描く(写実のねずみ;郷土玩具のねずみ;絵文字のねずみ)
資料
著者等紹介
山田玉雲[ヤマダギョクウン]
1915年岐阜県に生れる。東京美術学校(現東京芸術大学)を卒業。玉堂、素明、小虎に師事する。前日本墨絵会会長。毎年日本墨絵会展覧会を主催し、2000年、50回展を開催する。前全日本水墨画会会長。2000年、第23回全日本水墨画展を主催し開催する。1955年ユネスコ美術工芸国際会議、1964年パリでの国際美術教育会議にそれぞれ日本代表委員として出席する。1982年紺綬褒章を受章する。1985年文部大臣賞を受賞する。1987年内閣総理大臣賞を受賞する。1989年美濃加茂市より文化功労賞を受賞。1995年独立美術協会より功労賞を受賞する。2000年12月永眠。玉川大学教授を30年間勤める。著書、論文、多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)