内容説明
どんな樹木で、どんな焼き方で、どんな木炭ができるか?できた木炭や木酢液、灰までも、どのように活用できるか?日本の第一人者の知恵を総まとめ。
目次
序章 北関東に残る現役の炭焼き師たち
1章 炭焼きの原点―炭窯を築かないで炭を焼く
2章 庭先でも炭が焼ける―ドラム缶やブロックを使って炭を焼く
3章 本職炭焼き師の技法―本格的な炭窯作りと焼き方
4章 炭焼きの理論と活用法―炭の特性と機能を再確認する
5章 木酢液の採取法と活用法―木酢液の有効成分と性質を知る
著者等紹介
岸本定吉[キシモトサダキチ]
農林省(現農林水産省)東京営林局勤務の後、小塚製炭試験地担当、富岡営林署長、林業試験場木炭研究室長、東京教育大学(現筑波大学)農学部教授などを歴任。林学博士。「炭やきの会」を設立し、炭焼き産業の発展に多大なる貢献をした。著書多数。平成15年没
杉浦銀治[スギウラギンジ]
帝室(現宮内省)林野局東京林業試験場、農林省(現農林水産省)林業試験場、農林水産省林業試験場木材炭化研究室長などを歴任。「炭やきの会」副会長など、多方面で活躍中。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)