内容説明
熾烈なる知の戦い「歴史戦争」を勝ち抜くために―共産主義はインターナショナリズムが基調だが、なぜなのか。グローバリズムには部分的な警戒心を示しても、これが新しい形の共産主義であることには世界の人々(日本人だけではない)は無関心である。外交視力強化のためにもグローバリズムの正体を深く学ばなければならない。それこそが中韓との熾烈な歴史戦争に勝利するための武器となるのである。
目次
第1部 日本人が知ってはならない国難の正体(日本を滅ぼすのは日本人である;桐一葉落ちて天下の秋を知る〜ユダヤ人問題とグローバリズムを例にして;人格の基礎と「愛国心」)
第2部 日本人はグローバリズムは共産主義だと知らない―ドイツ人フリッツとの対話(日本人の滅亡は近いのだろうか;紙幣という欺瞞と人類の厄災;世界支配の面妖なる仕組み;敗戦国の破壊;世界史を読み解く「鍵」とは;日本にだけ悲しい正義があった;全日本(オールジャパン)が消えた日)
著者等紹介
若狭和朋[ワカサカズトモ]
昭和17(1942)年福岡市生まれ。九州大学法学部卒。昭和40(1965)年、岐阜県下の県立高校の社会科教師となり、38年間教鞭を執る。日本の学校教育、とりわけ歴史教育への積年の義憤を動機として著作活動に入る。現在、発言集団「シューレ」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)