内容説明
納得、理解、実践、学習、研究、5つのステップでマスターするモダン・カンポウ。トラディショナル漢方からのパラダイムシフト。
目次
1 納得―西洋医学の欠点と漢方の可能性を納得しよう(患者さんが「不満を言わない」と「満足している」は違う;「満足している」=その医師にずっと診てもらいたい ほか)
2 理解―漢方を読んで短所と長所を理解しよう(まず、漢方名に出てくる「生薬」を読めるようになりましょう;成り立ちを理解するとカンタンに読めます ほか)
3 実践―試飲しよう、そして自分と家族に処方しよう(漢方に親しむために自分で飲んでみる;自分や家族にフローチャート漢方薬治療で処方してみる ほか)
4 学習―有効率を上げるために昔の知恵を学習しよう(漢方理論は腑に落ちる部分のみをまず理解しよう;モダン・カンポウ勉強法)
5 研究―漢方の有効性・無効性を発表しよう(症例報告;西洋薬の減量・中止 ほか)
著者等紹介
新見正則[ニイミマサノリ]
1959年生まれ。1985年慶應義塾大学医学部卒業。1993年〜1998年英国オックスフォード大学医学部博士課程留学。移植免疫学でDoctor of Philosophy(DPhil)取得。1998年〜帝京大学医学部に勤務。2010年4月愛誠病院(東京板橋)漢方センター長。帝京大学医学部外科准教授。日本大学医学部内科学系統合和漢医薬学分野兼任講師。アメリカ外科学会フェロー(FACS)。愛誠病院下肢静脈瘤センター顧問。愛誠病院漢方外来統括医師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)