商品説明内容説明
かつて日米の戦いの激戦地だった太平洋。その海と島々は今、環境破壊の激戦地となっていた。踏み込まれた住民の受難と抵抗。歴史の闇に埋もれさせてはならない出来事の数々を綴った。
目次
第1章 サイチョウの森のお話―ニューブリテン島ワイド湾の悲劇(パプアニューギニア)
第2章 ラバウル恐怖の軍政と「日本皇軍慰安所」―憲兵と女たち自身が語る(パプアニューギニア)
第3章 星降る夜の深い苦しみ―マヌス島の星の夜とセピック河でのティンブンケ村民虐殺事件(パプアニューギニア)
第4章 激戦地の海をカヌーで渡った少年の話―ガダルカナル島での秘話(ソロモン諸島)
第5章 生命の蛍が舞う飛行場の不思議―星のようなきらめきの物語と抵抗の数々(ソロモン諸島)
第6章 赤い鳥ククユンジューの森―クリスマスに伐採企業を追い出した女たちの物語(ソロモン諸島ベララベラ島)
第7章 第4艦隊海軍病院における生体実験ほか―第4艦隊海軍病院での生体実験(トラック諸島デュブロン島)「秋風」船上での民間人処刑(パプアニューギニア)バラライ島での英軍捕虜集団虐殺(ソロモン諸島)
第8章 子どもたちから水源郷を奪った伐採企業―日系三大伐採企業の時代〜マレーシア企業リンブナン・ヒジャウ社の時代(パプアニューギニア)
第9章 地球最後の原生林の村からの癒やしのメッセージ―新型コロナウイルスに席巻されていく地球への示唆
第10章 女たちの受難と抵抗―知恵と勇気と優しさと「ココナツ・ワイヤレス」のネットワーク
第11章 放射性廃棄物の海洋投棄計画を中止させた!―ミクロネシアの人々
第12章 誰が太平洋のマグロを消してきたのか―破れた防護服が語るもの
第13章 樹から魚が湧き出てくる―樹を伐ったら洪水になった
著者等紹介
清水靖子[シミズヤスコ]
1937年東京に生まれる。ベリスメルセス会宣教修道女会に入会し現在にいたる。日本の高校で11年間社会科の教師をした後、1980年から1986年までグアムとサイパンに派遣され、現地の高校で教える。住民とともに日本政府による放射性廃棄物の海洋投棄計画反対に尽力。帰国後は太平洋諸島の環境問題、特にその熱帯雨林を守る活動を住民とともに展開し、「日本カトリック正義と平和協議会」、「ODA調査研究会」、「パプアニューギニアとソロモン諸島の森を守る会」に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
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