内容説明
相撲が大好きな河童。夜な夜な現れる幽霊。団扇で火を消す天狗。人々の暮らしや文化、信仰から生まれた妖怪たち。埼玉で語られた伝承から、怖ろしくも心惹かれる謎の世界をめぐる姿を変えて、妖怪たちは今どこに…?!
目次
第1部 妖怪をめぐって(妖怪とは何か;埼玉の妖怪を考える)
第2部 妖怪ゆかりの地を訪ねる
第3部 埼玉の妖怪百態(水辺・水中の妖怪;山や森の妖怪;路傍・路上の妖怪;人里の妖怪;生物・器物などの怪異)
著者等紹介
大明敦[ダイミョウアツシ]
1959年生まれ。埼玉県立博物館(現埼玉県立歴史と民俗の博物館)、埼玉県立民俗文化センターを経て、さいたま文学館に学芸員として勤務。現在、さいたま文学館主任専門員。専門分野は日本近代文学、口承文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)