内容説明
一年間の食事回数一〇九一回、そこからどれくらいの骨が出るか。「食卓の骨取りプロジェクト」を敢行したゲッチョ先生こと盛口先生がのめり込んだのは、こんどは魚の骨でした。ナワキリ、インガンダルマなど怪魚たちを追ううちに見えてきたものとは…?ゲッチョ先生の骨取り、骨集めシリーズ第3弾。
目次
1 食卓の骨取りプロジェクト(食卓の魚の骨;「謎の魚」の骨;魚の耳の石;外洋の魚)
2 コン・ティキ号の魚たち(市場のサメ;コバンザメの骨;コバンザメパーティー;魚たちの進化;サンマの歯)
3 南の島の深海魚(深海魚と表層漁;ハダカイワシの味;怪魚インガンダルマ;まずい魚のおもしろさ)
4 足元の魚(空飛ぶイカ;イノーの魚たち;ターユーの薬;アコガレのアカマンボウ)
著者等紹介
盛口満[モリグチミツル]
1962年千葉県に生まれる。千葉大学理学部生物学科卒。1985年より自由の森学園中・高等学校の理科教員として生物を担当。2000年、同校を退職した後、現在は沖縄の珊瑚舎スコーレの活動に関わっている