内容説明
ブタ、ウサギ、ライオン、キツネ、リスたちが暮らすアニマル村で起こった不適切な出来事とは。世の中に蔓延するタブーに痛烈に切り込んだ28のモリタク寓話集。
目次
1章 知ってはいけない(カエルの王子さま 人工知能が描いた絵;消えた型屋 お金の怖い話;ハヤブサ特攻隊 死ぬのは誰だ ほか)
2章 世のなかのほんとう(すべり台のスマートボール 悪い商法;スズメバチの言い分 みんないっしょに;MAGA アニマル村の政策 ほか)
3章 そして生きていく(ブタメンブーちゃん、がん告知受ける ブーちゃんの失敗;黄色いサル 肌の色が違うだけで;ほおばるリス いくら貯金をしても ほか)
著者等紹介
森永卓郎[モリナガタクロウ]
経済アナリスト。1957年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。経済企画庁総合計画局、三井情報開発(株)総合研究所、(株)UFJ総合研究所を経て、獨協大学経済学部教授。専門は労働経済学と計量経済学。堅苦しい経済学をわかりやすい語り口で説くことに定評があり、執筆活動のほかにテレビ・ラジオでも活躍中。2023年12月、ステージ4のがん告知を受ける
倉田真由美[クラタマユミ]
漫画家。1971年、福岡県生まれ。一橋大学卒業後、「ヤングマガジン」(講談社)ギャグ大賞を受賞し、漫画家デビュー。『だめんず・うぉ〜か〜』など漫画・エッセイなどの執筆活動のほかにテレビ・ラジオでも活躍。2024年2月、すい臓がんで余命告知を受けていた夫の叶井俊太郎、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)