ハイブリッド車の技術とその仕組み―多様化する新時代のシステム （増補二訂版）

内容説明

トヨタ・プリウスから始まったハイブリッド化の波は、世界のあらゆるメーカーの多くのクルマに及び、いまや環境対応の主流となった。しかし、そのメカニズムと方式は多岐に及ぶ。本書は各メーカーの取り組みや方向性とハイブリッド技術の全貌を多くの図版を用いて、分かりやすく解説する。

目次

序章　排出ガス規制とそれへの対応
第１章　クルマの究極の姿とハイブリッド車
第２章　ハイブリッド車の特徴
第３章　ハイブリッドカー誕生の技術的背景
第４章　ハイブリッド車の歴史
第５章　ハイブリッドシステムの種類と特徴
第６章　ハイブリッドシステムの構成パーツ
第７章　メーカー別ハイブリッドシステム
第８章　モータースポーツとＨＥＶ

著者等紹介

飯塚昭三［イイズカショウゾウ］
東京電機大学機械工学科卒業後、出版社の（株）山海堂入社。モータースポーツ専門誌「オートテクニック」創刊メンバー。取材を通じてモータースポーツに関わる一方、自らもレースに多数参戦、編集者ドライバーのさきがけとなる。編集長歴任の後、ジムカーナを主テーマとした「スピードマインド」誌を創刊。その後マインド出版に移籍。増刊号「地球にやさしいクルマたち」等を企画出版。現在はフリーランスの「テクニカルライター・編集者」として、主に技術的観点からの記事を執筆。また、一般社団法人日本陸用内燃機関協会・機関誌ＬＥＭＡ（陸用内燃機関）編集長としても活動。ＪＡＦ国内Ａ級ライセンス所持。モータースポーツ記者会会員。日本ＥＶクラブ会員。２０１３年〜２０１８年、日本自動車研究者ジャーナリスト会議（ＲＪＣ）会長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）