ヴァンパイアと屍体―死と埋葬のフォークロア (新装版)

著者:バーバー,ポール【著】〈Barber,Paul〉/野村 美紀子【訳】
出版社:工作舎

商品説明

内容説明

映画・小説でおなじみの吸血鬼ドラキュラ伯爵。そのルーツは東欧のスラヴ地方を中心に、ギリシア、北ドイツ、ロシアなどに広く伝わる「吸血鬼(ヴァンピール)伝説」にあった。その姿はダンディな貴族ではなく、「赤ら顔で、肉付きがよく、無精髭を生やし、経帷子を着た、みすぼらしい農夫」だった。民間伝承の吸血鬼を精査したうえで現代法医学による「死体の腐敗過程の科学」の光を当て、吸血鬼の実像に迫る。吸血鬼とは、異常に死に方をして特殊な腐敗現象を起こした死体のことだった!



目次

ペーター・プロゴヨヴィツ
シュレージエンの靴屋
検査報告
ド・トゥルンフォールのヴリュコラカス
亡霊はどのようにして生まれるか
吸血鬼の外観
厄除け一
厄除け二
探索と殺害
吸血鬼の行動
いくつかの吸血鬼論
死後の体
行為と反応
地面から現れる手
水底の墓にくだる
吸血鬼の殺害
遺体処理とその問題
死後の魂
体と魂を離しておく



著者等紹介

バーバー,ポール[バーバー,ポール] [Barber,Paul]
1941年生まれ。1968年、イエール大学でドイツ語およびドイツ文学の博士号取得。プリンストン大学やオクシデナル・カレッジなどでドイツ語および文学・神話・民俗学の講師を経て、カリフォルニア大学のファウラー文化史博物館研究員

野村美紀子[ノムラミキコ]
1940年、東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

映画や小説をはじめとする数多のフィクションに描かれる吸血鬼。その下敷きになったのが、東欧のスラヴ地方から、ギリシア、北ドイツ、ロシアなどに広く伝わる“吸血鬼(ヴァンピール)伝説”だ。しかしそこで描かれる吸血鬼像は、「赤ら顔で、肉付がよく、無精髭を生やし、経帷子を着た、みすぼらしい農夫」だった。民俗学者の著者は、民間伝承の吸血鬼を詳細に検討。そこに、現代法医学による「死体の腐敗過程の科学」の成果を加えて、吸血鬼の意外な実像を明らかにする。吸血鬼とは、異常な死に方をして特殊な腐敗現象を起こした死体のことだったのだ。画期的名著、待望の新装復刊!




【ご確認ください】

ご注文確定時に在庫切れの場合もございます。
 ご注文時の在庫先によっては4日以上(〜7日)かかる場合もございます。 当ストアではお取り寄せのご対応を行っておりません。

ご予約品と既刊商品カート・ご注文番号が分かれます
 ひとつのご注文番号におまとめすることはできません。
 ※ご予約品のうち、発売日が同じ商品のみひとつのカート・ご注文番号でご注文可能です。
 ※送料はご注文番号ごとに計算されます。

■ギフトなどのためにお届け先を別住所に登録されましても、金額入りの明細書は商品に同梱されます。当ストアでは一切のギフト対応を行っておりません。

■ご注文・お問い合わせの前に「お買い物ガイド」「ご注意点」をよくお読みください。

■お届け日のご指定は承っておりません。

■「帯」はお付けできない場合がございます。