内容説明
本書は、日本の現代建築を主用途別に分類し、立地、規模、社会性、造形など、さまざまな面を考慮に入れてその代表作を選び、収録したもので、2000年4月の介護保険制度の施行を控え、入所に関する扱いが従来とは大きく変わることから、特別養護老人ホームに焦点をあてて、その最新の設計事例を集めて編集したものである。
目次
高齢者居住施設の建築原論―第3期家族形成期の場の豊かな住まい性の創出(特別養護老人ホームの概要;住まい性をどのようにしたら持たせられるか;自分史の綴れる場の創出と小さな共生の場の創出 ほか)
特別養護老人ホームの企画・設計―介護老人福祉施設としての新しいあり方を求めて(特別養護老人ホームにおける小規模生活単位の取り組み;特別養護老人ホームの概要と制度基準)
実作資料編(おらはうす宇奈月;鹿嶋市ウェルポート鹿嶋の郷;アルペンハイツ ほか)