ひとり親の子育て―離婚、死別、「実質シングル」。ひとりで子育てするすべての人へ。

著者:諸富 祥彦【著】
出版社:WAVE出版

商品説明

内容説明

子どもを幸せにするのは、両親がそろっていることではなく、笑顔いっぱいのハッピーな愛情。あなたも子どもも笑顔になれる、楽しい子育て実践術。



目次

第1章 親が自分にOKを出せると、子どもは幸せになれる
第2章 援助希求力(助けを求める力)を身につける
第3章 離婚したときの子どもへのケア
第4章 死別の悲しみを乗り越える
第5章 子どもの問題行動への処方箋
第6章 「実質シングル」の孤独な子育て



著者等紹介

諸富祥彦[モロトミヨシヒコ]
1963年福岡県生まれ。明治大学文学部教授。教育カウンセラー。教育学博士。「すべての子どもはこの世に生まれてきた意味がある」というメッセージをベースに、30年近く、さまざまな子育ての悩みを抱える親に、具体的な解決法をアドバイスしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

「男の子の育て方」「女の子の育て方」「ひとりっ子の育て方」に続く第4弾!
ひとり親の「不安と悩み」にきっちり答える本!

「男の子の育て方」「女の子の育て方」「ひとりっ子の育て方」に続く第4弾!
「子育てには、両親そろっていたほうがよい」はウソ!
ひとり親の「不安と悩み」にきっちり答える本!

・別れた夫への憎しみが消えない
・離別・死別の子どものショックのぬぐい方
・父子家庭で「母性」をどう補えばいい?
・親の離婚で、子どもが結婚へのマイナスイメージをもってしまっている
・単純にマンパワーが足りない。頼れる人もいない。
・離婚した自分への罪悪感を失くしたい!
・荒れる思春期の対応に頭を悩ませている
・夫はいるけれど、ほとんどひとりで子育てしている「実質シングル」の孤独

気持ちに寄り添うだけでなく、実用的アドバイスで、問題解決を促す!

【諸富祥彦著『ひとり親の子育て』の目次】

はじめに

第1章 親が自分にOKを出せると、子どもは幸せになれる

ひとり親でも子どもは問題なく育つ
「母性」は母親だけが持つものではない
「父性」が必要になるのは思春期以降
ひとり親家庭のしつけはゆるめでOK
自己肯定感は親からの「最大のプレゼント」
「ペタペタ、チュ」と「愛の言葉」で愛情を伝える
親の心の安定を最優先してよい
子どもを傷つけるのは離婚した「事実」ではない
子どもを周囲による傷つきから守るには
歪んだ思い込み=イラショナル・ビリーフとは
論理療法でつらさから脱出する
「心のつぶやき」を変えて落ち込みをなくす
パーフェクトな親などひとりもいない

第2章 援助希求力(助けを求める力)を身につける

助けを求められる自分に誇りを持とう
ひとり親家庭へのサポートが未熟な日本
養育費の支払いを通じて別離した親の愛を感じる子ども
先生を頼る
スクールカウンセラーも身近な相談相手
助けを求めるのが苦手なあなたへ
サポートしてくれる人との関係のつくり方
子どもをひとりにしすぎない
子どもが子どもらしく過ごせる時間をつくる
ルーティンの枠から出るために、ハードルを下げる

第3章 離婚したときの子どもへのケア

子どもに離婚を告げるとき
悪口を言わない
「なぜ離婚するの?」と聞かれたら
子どもの生活環境が変わらないことを第一に考える
子どもに決断を迫ってはいけない
きょうだいが離れ離れになってしまったら
ひとり親家庭のきょうだい関係
ひとりっ子でも大丈夫
未婚や胎児離婚の事実はどう伝える?
離婚後の家族のあり方
「会いたいときに会える」と伝え続ける
「会わせたくない」と思う気持ちが消えないとき
「面会交流」。日本の遅れと世界の常識
冷静に話し合いができないときは、ADRを活用する
別れて暮らす親にお願いするときの3つのポイント
子どもが復縁を願うときは
別れて暮らす親が面会交流を拒否する場合
離婚や再婚は、できれば9歳までか17歳以降に

第4章 死別の悲しみを乗り越える

幼い子どもに病気を告げるとき
死をどう伝えるか
悲しみを忘れないで
子育てで身内の手を借りるとき

第5章 子どもの問題行動への処方箋

身体に出る症状にはスキンシップを
不登校になってしまったら
親子の役割が逆転していませんか?
お母さんは娘にグチをこぼしすぎてはいけない
シングルファーザーは娘の話の聞き役に徹しよう
男の子への対応方法
ひとり親家庭でのNGワード
面会交流のあと元気がないときは
子どものレジリエンス=立ち直り力(心の回復力)を育てるには
ひとり親家庭の反抗期の乗り越え方
反抗できるのは親を信頼しているあかし
効果を見てかかわり方を修正する
親の感情コントロール法
「離れて暮らす親に会いたい」と言われたら
塾や進路について子どもに話すとき
金髪、家出、家のお金をくすねるなどの非行傾向が見られたら
荒れている子どもとの会話術
手に負えなくなったら「ナナメの関係」を利用する
何度裏切られても、子どもを信じる。信じ続ける
親の離婚は子どもの結婚観を損なうか

第6章 「実質シングル」の孤独な子育て

夫はいても孤独な子育て
専業主婦の憂うつ
子育ては夫婦の仕事に
ストレスフルな母親が子どもの人生を壊す
自宅を密室にしない
父と子がふれあう機会を増やす
夫に任せたことには口出ししない
達成感をはき違えないこと

終わりに

巻末特集 幸せな子育てのためのワーク集

【著者紹介】
1963年福岡県生まれ。明治大学文学部教授。教育カウンセラー。「すべての子どもはこの世に生まれてきた意味がある」というメッセージをベースに、20年以上、さまざまな子育ての悩みを抱える親に、解決法をアドバイスしている。『男の子の育て方』『女の子の育て方』『ひとりっ子の育て方』(小社刊)ほか、教育・心理関係の著書が100冊を超える。




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