内容説明
人と病原微生物との関係をより楽しく、より深く知るために新型コロナウイルスによるパンデミック以降の世界で、私たちはどのように病原微生物に対応するべきなのか?基礎的な情報に加え、歴史的、社会的に重要なエピソードを交えて解説する。
目次
第1章 微生物学とは
第2章 細菌学総論
第3章 ウイルス学総論
第4章 真菌および寄生虫
第5章 感染と免疫
第6章 滅菌・消毒と標準予防策など
第7章 重要な微生物感染症
第8章 感染症法について
著者等紹介
小熊惠二[オグマケイジ]
1946年生まれ。北海道大学医学部卒。医学博士。米ウィスコンシン大学留学。北海道大学医学部細菌学講座講師、札幌医科大学微生物学講座教授、岡山大学医学部細菌学講座教授、同医学部長、同国際センター長を歴任。現在、国立病院機構函館病院臨床検査科長。産業医。日本細菌学会名誉会員、日本ヘリコバクター学会名誉会員、岡山大学名誉教授。受賞歴、・ボツリヌス菌に関するもの 北海道大学医学部高桑栄松奨励賞、北海道知事賞・北海道医師会賞、黒屋奨学賞(日本細菌学会)、浅川賞(日本細菌学会)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)