内容説明
ロシアの戦争で混沌する世界の平和のために、国際法、国連憲章による法の支配・立憲主義の確立に努力することこそが、日本国憲法第9条を守り、これを完全履行する展望にもなる。
目次
第1章 憲法9条とウクライナ問題
第2章 ロシアを糾弾しウクライナ人民を支援する行動が求められる
第3章 侵略反対の叫びのその先へ―軍事同盟にピリオドを
第4章 覇権国家ロシアの危険性
第5章 危うい無条件停戦論
第6章 まとめ―第二次世界大戦の惨禍から人類がかち取った成果をどう守り抜くか
著者等紹介
深草徹[フカクサトオル]
1946年6月28日生。1965年愛知県立旭丘高等学校、1969年東京大学法学部各卒業。鉄鋼会社勤務を経て1977年弁護士登録(兵庫県弁護士会)。国道43号線道路裁判、尼崎公害裁判、川崎重工配転拒否解雇裁判、三菱重工職業性難聴集団裁判、市立尼崎高校障害者入学拒否裁判など公害事件、労働事件、憲法が保障する基本的人権に関わる事件を多数担当。2018年弁護士リタイア。深草憲法問題研究室。九条の会、ひがしなだ共同代表世話人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)