内容説明
全14作品。作り方を解説。
目次
掲載作品
作品制作の流れ
作品の素材「生皮」について
作品制作に使用する用具・資材
作品制作の基礎
作品の制作
里川かほる作品集
型紙
著者等紹介
里川かほる[サトカワカオル]
1989年〜2018年、アザミ革工芸ぐるーぷの生皮の専門コースに在籍。2019年、銀座のギャラリーにて個展を開催。同年より精力的に公募展に出品し、新構造展、新制作展、インターナショナルレザークラフトエキシビション等で入賞、入選多数。1990年より自宅工房、カルチャーセンターにて生皮クラフト教室の講師を務め、2019年よりクラフト学園・生皮クラフト講座の講師も務める。生皮の可能性を追究し、その普及と発展に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
希少かつ貴重な「生皮」という素材を用い、軽量かつ堅牢で、
ガラスの様な透明感と輝きを放つ唯一無二の作品を作る「生皮クラフト」。
この生皮クラフトのノウハウはこれまであまりオープンにされておらず、
数少ない解説書も20年以上前に絶版となっていました。
また需要の減少から、クラフト用の生皮という素材自体も生産が途切れて久しく、
新たに生皮クラフトを始めるには困難な状況にありました。
しかし、近年になってようやく生皮の生産が再開され、流通するようになりました。
本書は、この生皮という素材自体の解説を皮切りに、生皮を造形に適した状態に戻す方法、
可塑性を活かした様々な造形の方法、そして高い透明感を活かした彩色の方法を、
全14点の作品の作り方を通し、豊富な写真とともに一から順を追って詳しく解説しています。