孤独と神秘―アリー・シャリーアティーの「沙漠論」にみる現代イランのイスラム思想

著者:村山 木乃実【著】
出版社:作品社

商品説明

内容説明

本書は、現代イラン知識人を代表する、アリー・シャリーアティー(1933‐1977)を本邦で初めて本格的に紹介。主要な文学作品群『沙漠論』の読解を通じて、近現代イランの思想を読み解く上で巨大な座標軸となる思想家、シャリーアティーの精神の内奥に迫る。



目次

序章
第1章 シャリーアティーの生涯と作品(文学少年、政治に目覚める;「インテリスター」誕生;新しい知識との出会い;知識人としての責任;逮捕、客死)
第2章 「沙漠論」(「沙漠論」について;『沙漠』;『降下』;『独白』;『親しい友人たちとの対話』)
第3章 孤独の哲学(シャリーアティーの神秘思想;神秘思想と芸術の関係;自己の発見にみるペルシア神秘主義文学の影響;アリーの孤独と矛盾;むすびにかえて)



著者等紹介

村山木乃実[ムラヤマコノミ]
1991年栃木県足利市生まれ。2022年東京外国語大学博士課程修了。現在、独立行政法人日本学術振興会特別研究員PD(東京大学)。専門は、宗教学、ペルシア文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

もう一つのイラン革命

フーコーが礼賛し、サルトル、フランツ・ファノンと交友した知られざる

現代イスラームを代表する知識人アリー・シャリーアティーの全貌!

アリー・シャリーアティーの精神の内奥に迫る!



本書は、現代イラン知識人を代表する、アリー・シャリーアティー(1933?1977)を本邦で初めて本格的に紹介。

主要な文学作品群『沙漠論』の読解を通じて、近現代イランの思想を読み解く上で巨大な座標軸となる思想家、シャリーアティーの精神の内奥に迫る。



アリー・シャリーアティー(1933?1977)とはだれか?

イランの首都テヘランの通りにその名前を刻み、ペルシャ語で全集(全36巻)が刊行されている。その影響力は、アラブ語諸国のみならず、彼が留学していた欧米諸国にも及ぶ。




【ご確認ください】

ご注文確定時に在庫切れの場合もございます。
 ご注文時の在庫先によっては4日以上(〜7日)かかる場合もございます。 当ストアではお取り寄せのご対応を行っておりません。

ご予約品と既刊商品カート・ご注文番号が分かれます
 ひとつのご注文番号におまとめすることはできません。
 ※ご予約品のうち、発売日が同じ商品のみひとつのカート・ご注文番号でご注文可能です。
 ※送料はご注文番号ごとに計算されます。

■ギフトなどのためにお届け先を別住所に登録されましても、金額入りの明細書は商品に同梱されます。当ストアでは一切のギフト対応を行っておりません。

■ご注文・お問い合わせの前に「お買い物ガイド」「ご注意点」をよくお読みください。

■お届け日のご指定は承っておりません。

■「帯」はお付けできない場合がございます。