戦史の余白―三十年戦争から第二次大戦まで

著者:大木 毅【著】
出版社:作品社

商品説明

内容説明

三十年戦争、アメリカ独立戦争、ナポレオンのロシア遠征、第二次大戦でのウクライナを舞台にした戦いから、マンシュタイン、山本五十六などの知られざる秘話まで―従来の正面からの評論とは趣が異なるが、戦史・軍事史のさまざまな側面を、いわばからめ手から描きだしたユニークな一書。軍事史の第一人者による、最新の戦史。



目次

第1章 「近代化」する戦争(「北方の獅子」の快勝―グスタヴ・アドルフとブライテンフェルト会戦;近代散兵の登場―アメリカ独立戦争の戦術的一側面;マレンゴ余話二題;雪中に消えた大陸軍―ナポレオンのロシア遠征;アルビオン作戦―ドイツ軍最初の陸海空協同作戦;第一次世界大戦の「釣り野伏せ」)
第2章 雪原/砂漠/廣野―第二次世界大戦、無限の戦場(鷲と鷹―英本土航空戦;上海に罠を仕掛けた男―フォン・ファルケンハウゼン小伝 ほか)
第3章 軍事史万華鏡(ビアスの戦争;「ハイル・ヒトラー」と叫ばなかった将軍 ほか)
終章 「戦史は繰り返す」か―現状分析への歴史の応用(テーゼとアンチテーゼ;「記号」はいらない;「歴史は繰り返さないが韻を踏む」;概念の陥穽)



著者等紹介

大木毅[オオキタケシ]
1961年東京生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。千葉大学その他の非常勤講師、防衛省防衛研究所講師、国立昭和館運営専門委員、陸上自衛隊幹部学校(現教育訓練研究本部)等を経て、現在著述業。『独ソ戦』(岩波新書、2019年)で新書大賞2020を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

世界を一変させた歴史に残る戦い。

だがそこには、語られない余白が必ずある――

軍事史の第一人者による、最新の戦史



三十年戦争、アメリカ独立戦争、ナポレオンのロシア遠征、第二次大戦でのウクライナを舞台にした戦いから、マンシュタイン、山本五十六などの知られざる秘話まで――従来の正面からの評論とは趣が異なるが、戦史・軍事史のさまざまな側面を、いわばからめ手から描きだしたユニークな一書。軍事史の第一人者による、最新の戦史。




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