『源氏物語』全巻をポーランド語に訳す

著者:コルディンスカ=ナブロッカ,イヴォナ【著】/小松 靖彦/大江 元貴/山口 一樹【企画】
出版社:文学通信

商品説明

内容説明

講演録。なぜ傑作と呼べるのか?全訳プロジェクトの全貌と、その翻訳手法・論点。



目次

1 はじめに
2 『源氏物語』が世界文学史上傑出した作品だといえる理由
3 インガルデンの「擬似判断説」の理論
4 ポーランドにおける『源氏物語』
5 『源氏物語』全篇初のポーランド語訳のプロジェクトについて
6 『源氏物語』のポーランド語訳の「方略と方法論」
7 『源氏物語』の翻訳における基本的な問題点
8 むすびに
コメント・質疑応答編
青山学院大学文学部日本文学科主催講演会「ポーランド語による初の『源氏物語』全巻訳について」を拝聴して(山本啓介)



著者等紹介

コルディンスカ=ナブロッカ,イヴォナ[コルディンスカナブロッカ,イヴォナ] [Kordzi´nska‐Nawrocka,Iwona]
ポーランド国ワルシャワ大学東洋学部日本学科教授dr hab(文学博士)・学科長。信州大学で修士学位も取得。『源氏物語』をはじめとする日本古典文学の研究・翻訳等のほか、現代日本の文化、風習、食文化等にも造詣が深い。現在『源氏物語』のポーランド語訳(初の全巻翻訳・5ヵ年計画)に携わっている

小松靖彦[コマツヤスヒコ]
青山学院大学文学部日本文学科教授。1961年生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科修了。博士(文学)。著書:『万葉集と日本人』(角川選書、KADOKAWA、2014年、第3回古代歴史文化賞優秀作品)など

大江元貴[オオエモトキ]
青山学院大学文学部日本文学科准教授。筑波大学第二学群日本語・日本文化学類卒業。筑波大学人文社会科学研究科修了。博士(言語学)。論文:「「嘲り文」の構造と名詞独立語文体系における位置」(『日本語の研究』18巻1号、2022年。2022年度日本語学会論文賞)、「現代日本語共通語における終助詞ガ、ダ」(『日本語文法』18巻2号、2018年。第1回日本語文法学会論文賞)など

山口一樹[ヤマグチカズキ]
青山学院大学文学部日本文学科准教授。早稲田大学文学部日本語日本文学コース卒業。東京大学大学院人文社会系研究科単位取得満期退学。博士(文学)。論文:「玉鬘の物語における女房集め」(『中古文学』103号、2019年5月、第13回中古文学会賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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