内容説明
血圧が高いと気づいたら、「ラッキー」?ついつい放置しがちな高血圧。最初の一歩を踏み出すために。
目次
第1章 血圧について知っておこう
第2章 高血圧と関係の深い病気
第3章 血圧コントロールの基礎知識
第4章 薬物治療は上手に正しく
第5章 血圧コントロール実践編
第6章 生活のなかで血圧コントロールを
著者等紹介
富野康日己[トミノヤスヒコ]
医師。順天堂大学名誉教授。医療法人社団松和会理事長。1949年生まれ。1974年、順天堂大学医学部卒業後、市立札幌病院で研修。79年、東海大学医学部内科助手・講師を経て87年、米国ミネソタ大学に客員講師として招聘される。88年、順天堂大学医学部腎臓内科助教授、94年、同教授に就任。順天堂大学医学部附属順天堂医院副院長、同大学医学部長・研究科長を経て2015年、医療法人社団松和会常務理事。2019年現職。日本内科学会(名誉会員)、日本腎臓学会(名誉会員)、日本成人病(生活習慣病)学会(名誉会員)、日本糖尿病学会(功労学術評議員)などに所属。著書・監修書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
高血圧が体によくないということは知られています。塩分摂取の多い食生活の日本人は高血圧の人が多く、成人の3分の1の人が高血圧という報告もあります。しかし高血圧はそれだけでは症状がわかりにくいため、放置されがちです。
高血圧は血管の状態を悪くするため、心臓病や脳卒中など重大な病気にかかわっています。これらは突然起こり、麻痺などの後遺症が生活に大きく影響し、ときには命にかかわることもあるため予防しなければなりません。予防のためには血圧コントロールがたいへん有効です。
本書は血圧を下げて、重大な病気のリスクを減らし、体の状態をよりよく保つための血圧コントロールの基本的な情報を提供するとともに、一歩を踏み出し継続させるための後押しを、マンガを用いてわかりやすく解説します。