内容説明
コーヒーで生きていく。珈琲×焙煎、抽出、旅、農園、仕事、友、動画、競技、本、地元、遊び、菓子、資格、転職。
目次
第1章 コーヒーをもっとたしなむ(イタリアの焼き菓子でカフェラテを“食べる”;京都、大徳寺の塔頭で振る舞うイブリックコーヒー;祖父が淹れたイブリックコーヒーの「正解」 ほか)
第2章 コーヒーともっとつき合う(「コーヒー屋」には、どんな仕事がある?;「自己主張を捨てた焙煎」の醍醐味とは?;人が淹れてくれたコーヒーは、なぜ美味いのか? ほか)
第3章 コーヒーともっと旅する(グァテマラの古都、初めてのコーヒー農園訪問;インドネシアの甘いタバコと二級品のコーヒー;ウガンダのキャッサバとインスタントコーヒー ほか)
著者等紹介
荻原駿[オギハラシュン]
1996年生まれ。愛媛県宇和島市出身。大阪府富田林市の珈琲問屋・ワコーコーヒーの仕入れ・焙煎担当。小学校低学年の三年間、親の仕事の都合で南米コロンビアの日本人学校に通う。高校二年のとき、地元にオープンした自家焙煎店をきっかけにコーヒーに目覚める。高校生ながらUCCアカデミーのコーヒープロフェッショナルの資格を取得するなど、将来の職をコーヒーと見定めた活動を開始。2014年、大阪の阪南大学国際学部に進学。喫茶店の数が日本一と言われる大阪で、様々な業態のコーヒー店巡り・研究にいそしむ傍ら、大学の茶華道部に所属。現在は月刊トンを超える焙煎業務のほか、YouTubeチャンネル「WAKO COFFEE」などを通して、コーヒーに関する知識を発信(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
ある時は、ひと月あたり約3トンの大量の豆を焼くヘビーロースター(焙煎士)、またある時は、業界を縦横無尽、東奔西走するコーヒーYouTuber。いま注目の”コーヒーギーク”荻原駿が書いた、「コーヒーをもっと飲みたくなる」「もっと淹れたくなる」超実用的コーヒーエッセイ。『歩く珈琲辞典』とも呼ばれる豊富な知識と、独特の語り口から展開されるエピソードは、これまで豆選びや抽出に特化したコーヒー本のジャンルに新たな風を吹き込み、コーヒーの新しい味わい方を提供してくれます。さらに、コーヒーを仕事にしたい人へのアドバイスや、南米やアジア、アフリカの旅で出会った感動的なコーヒーなど、コーヒーマニアを納得させる幅広い話題を網羅。わかりやすい用語解説でコーヒー初心者でもスラスラ読める、幅広い人が楽しく読める一冊です。