目次
第1章 なぜ、しっかり寝ても疲れが取れないのか?(眠りが悪くなるのは老化現象のひとつ;体の不調は老化?それとも睡眠の悪化? ほか)
第2章 「深い呼吸」がもたらす、驚きの健康効果(呼吸が浅くなるだけで空気をムダ使いする体になる;浅い呼吸を続けていると、さらに呼吸が浅くなる ほか)
第3章 「呼吸しやすい寝姿勢」とは(呼吸の主役は横隔膜と肋間筋、脇役は全身の筋肉と骨格;寝姿勢と呼吸の深い関係 ほか)
第4章 「よい睡眠」が健康寿命を延ばす(睡眠はまだまだわからないことだらけ;睡眠の役割は脳と体を休ませることだけではない ほか)
著者等紹介
虎谷生央[トラタニイクオ]
トラタニ株式会社 代表取締役社長。1950年石川県生まれ。同志社大学工学部化学工学科(現・理工学部化学システム創成工学科)卒業後、化学工業メーカーを経て、家業のインナー縫製会社「大阪縫製」に入社。ものづくりの現場に本格的に身を置き、立体構造設計の技術を活かして数多くのインナー製品の開発に従事する。2005年「トラタニ株式会社」を設立。60代後半での自身の不眠や心房細動などの体調不良がきっかけとなり、普段無意識にしている呼吸の中でも、特に「睡眠中の呼吸の質」が健康に大きな影響を与えていることに着目。現在は「呼吸と睡眠で健康寿命を伸ばす」ことをライフワークとし、商品開発・講演・執筆活動を通じて“呼吸の再発見”を広く社会に発信している
青木晃[アオキアキラ]
内科医・一般社団法人日本抗加齢医学会専門医。一般社団法人日本美容内科学会理事長/一般社団法人日本健康医療学会常任理事。一般社団法人日本ウェルエイジング検定協会理事。一般社団法人日本抗加齢医学会評議員。元順天堂大学大学院加齢制御医学講座准教授。1961年東京都生まれ。防衛医科大学校卒業後、代謝・内分泌内科医として防衛医科大学校、旭川医科大学、自衛隊中央病院などで糖尿病、肥満症の臨床・研究に従事。2023年、日本美容内科学会を立ち上げ理事長に就任。抗加齢医学の第一人者として、雑誌やテレビなどのメディアでも活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
「睡眠時の呼吸を改善するだけで、健康寿命が劇的に伸びる」 ことを、医学的根拠と著者の実体験をもとに解説した一冊。
「深い呼吸を妨げる寝具の問題点」著者自身が開発した「睡眠時の深い呼吸を促す寝具」についても触れ、もし寝具を見直すならどのような基準で選ぶべきか を具体的に解説し、読者が納得して選べるようなガイドも掲載。
また、「寝具を買い替えなくても、すぐにできる」 枕の高さ調整やタオルを使った寝姿勢の工夫など、その日から実践できる「呼吸しやすい寝姿勢」についても詳しく紹介。
「睡眠時の呼吸」というこれまで見落とされてきた視点を提供し、「健康寿命を延ばしたい」「睡眠の質を根本から改善したい」「不眠や慢性的な疲れを解消したい」など不眠や体調不良に悩む人に向けてわかりやすく書かれている。医師の監修付。
【目次】