内容説明
音や温度、光などに敏感に反応し、疲れやすい。小さな失敗で落ち込んでしまう。人の気持ちに敏感で動揺しやすい。12歳までに身につけさせたい!「敏感さ」を才能に変える遊びと勉強のコツ。敏感な男の子を育てるために親が知っておきたいこと。
目次
第1章 敏感くんの才能を育む「子育ての基本」(こんな男の子は「敏感くん」;「男らしさ」よりも大切なものがある ほか)
第2章 敏感くんの親が大切にしたい5つのこと(敏感くんには感受したことを表現できるように育てる;子どもをよく観察する ほか)
第3章 敏感くんの感受性を高める方法(12歳までにやっておきたい敏感くんの感受性を伸ばす工夫;自然のなかで観察眼を養う ほか)
第4章 敏感くんの才能がみるみる伸びる勉強法(「表現力」こそ敏感くんの武器になる;学力の土台となる4つの力 ほか)
第5章 敏感くんの思春期はこうして乗り越える(思春期の子どもの見守り方にはコツがある;子どもの学校生活を知る2つの方法 ほか)
著者等紹介
松永暢史[マツナガノブフミ]
教育環境設定コンサルタント。教育アドバイザー。1957年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒。「受験プロ」として音読法、作文法、サイコロ学習法、短期英語学習法など、さまざまなメソッドを開発。個人指導歴45年。専門は入試国語、古典。教育や学習の悩みに答える教育相談事務所V‐netを主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
この本で紹介するのは
男の子を“男の子らしく”育てるノウハウではありません。
男の子として生まれ、
感覚が鋭く、感受性が豊かな“敏感な”子どもが
性別にしばられずに、社会で生き抜く強さを身につけ、個性を発揮してのびのび生きる。
それを実現する方法をご紹介する本です。
敏感な特性をもつ男の子たちは、親や教師、
あるいは友だちにまでもその特性を「ダメなもの」として刷り込まれがちです。
しかし、敏感な男の子たちが持つ独特の感覚や感受性は、
これからの時代の強い武器になります。
この本は、自ら発達障害傾向があり敏感だった著者が、40年以上家庭教師として不器用な子どもたちを指導した経験から、敏感な男の子の接し方、10歳までに身につけたい感受性と表現力を育てる学習法をわかりやすく解説。「子どもの敏感さを障害ではなく個性と思って育てたい」という人は必読の書です。