ベンチャー簇業序説―“独創=発明の事業化”のエコシステム創生

著者:原田 誠司【著】
出版社:東京図書出版(文京区)

商品説明

内容説明

長期の日本経済の低迷(「失われた30年」)から脱する糸口は、イノベーションの仕組み、なかでも新企業群の創生(ベンチャー簇業)をもたらす“独創=発明の事業化の仕組み”(地域エコシステム)を各地域に創ることにある。※簇業(そうぎょう)とは「多数新規創業」、エコシステムは「生態系」を指します。



目次

第1部 日本における研究開発型ベンチャーの源流―高峰譲吉、理研そして理研発ベンチャーの展開(2人のイノベーター―高峰譲吉と渋沢栄一;理化学研究所と理研発ベンチャーの展開―戦前理研;理研の地域展開と地域産業活性化―戦前理研の地域展開;戦前の理化学研究所と展開事業の意義・教訓―総括的まとめ)
第2部 戦後における研究開発型ベンチャー振興の展開 アメリカと日本―企業家大学・NTBFs、KSP、地域エコシステム、大学発ベンチャー(戦後アメリカにおける企業家大学への進化とNTBFs=技術ベンチャーの簇業;戦後日本におけるベンチャー振興の開始―“KSPモデル”の創生;大学発ベンチャー振興政策―大学発ベンチャーから地域エコシステム構築へ)
第3部 大学発ベンチャー・エコシステムと地域におけるベンチャー簇業(大学発ベンチャー・エコシステムの現状と課題;事例研究―東京大学、東北大学、鶴岡エリア、つくばエリア、川崎エリア)
第4部 “独創=発明の事業化”のエコシステム創生へ(“独創=発明の事業化”の競争の時代とベンチャー簇業)
資料 特別レポート インデペンデンツクラブ・事業計画発表会の歴史



著者等紹介

原田誠司[ハラダセイジ]
1942年生まれ。現職:長岡大学名誉教授/インデペンデンツクラブ会員/日本ベンチャー学会会員。学歴・職歴等:東京大学大学院(経済学)博士課程単位取得満期退学後(経済学修士)、民間シンクタンク(株式会社経済分析センター等)を経て、1990年から長岡短期大学、那須大学、長岡大学に勤務、2018年退職。この3大学ではいずれも地学連携組織(地域連携研究センター等)の運営委員長を歴任。専門:経済政策、地域産業政策、ベンチャー企業論等。社会活動等:川崎市や長岡市等自治体の多数の産業振興委員会委員、川崎市産業振興財団副理事長、同財団新産業政策研究所長(2005〜2018年)を歴任。1998年1月、長岡地域ニュービジネス研究会(長岡短期大学時代)中心にベンチャー企業(婦人服等オーガナイザーのNTM企画株式会社)を設立するも(原田=取締役)、山一證券破綻等により急速に経済環境悪化、4月に解散・清算に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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