チェコスロヴァキア軍団と日本 1918‐1920

著者:長與 進【編著】
出版社:教育評論社

商品説明

内容説明

「シベリア出兵」、もう一つの裏面史。日本のシベリア出兵の大義名分として掲げられた「チェコスロヴァキア軍団の救出」日本は武器支援をし、負傷兵を救出した。私達と「チェコスロヴァキア」の関係とは。知られざる二つの国の交流史―。



目次

序章 二つの国がいちばん近かった二年間
第1章 T.G.マサリクの日本訪問―一九一八年四月
第2章 オロヴャンナヤ駅での邂逅―チェコスロヴァキア軍団と日本軍の「蜜月」とその後
第3章 医療面での交流―東京の軍団傷病兵とウラジヴォストークの日本人看護婦
第4章 「最初にチェコ語を学んだ日本人」―山ノ井愛太郎をめぐって
第5章 「交流美談」の頂点―ヘフロン号事件
第6章 ハイラル事件(その一)―「藪の中」なのか?
第7章 ハイラル事件(その二)―装甲列車オルリークと三者調査委員会
終章 カトリック府中墓地に埋葬されている軍団兵士たちについて



著者等紹介

長與進[ナガヨススム]
1948年生まれ。早稲田大学名誉教授。同志社大学文学部卒、早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学、チェコスロヴァキア(当時)・ブラチスラヴァのコメンスキー大学哲学部に留学、1991年から2019年まで早稲田大学政治経済学部に勤務、同学術院教授。専攻はスロヴァキアの歴史と文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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