内容説明
「ダウン症の子を育てるのは大変」「ダウン症の人は体が弱い」と聞いたことはありませんか。でもそんなことはありません。それは思いこみ(=ダウン症神話)なのです。多くのダウン症のある人とお付き合いしてきた専門家が、どうしても伝えたいこと。
目次
ダウン症の子は天使で無垢、悪いことはしない
ダウン症があると永遠に子ども、いくつになってもかわいい
ダウン症の子を育てるのは大変
ダウン症の子は体が弱い
ダウン症の子には早期療育が必要、ふつうに近づけられる
ダウン症の人にこれは難しい、やっても無理
ダウン症の人は不器用
ダウン症の人は素直で従順
ダウン症の人はガンコ
ダウン症の人は悩みがなく、ストレスもなく、いつも幸せ〔ほか〕
著者等紹介
長谷川知子[ハセガワトモコ]
臨床遺伝専門医。1970年慶応義塾大学医学部卒業。ドイツミュンスター大学人類遺伝学研究所で助手として勤め、1974年帰国し、国立国際医療センター(当時)遺伝疫学研究室員、静岡県立こども病院遺伝染色体科医長を経て、現在は心身障害児総合医療療育センターと静岡済生会総合病院で遺伝外来を担当。さまざまな大学で臨床遺伝を教え、多くの親の会と関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)