ブックレット:子どもの心と学校臨床 スクールカウンセリングの新しいパラダイム―パーソンセンタード・アプローチ、PCAGIP、オープンダイアローグ

著者:村山 正治【著】
出版社:遠見書房

商品説明

内容説明

1995年のスクールカウンセリング事業のスタートから学校臨床を牽引してきたミスタースクールカウンセラー村山先生の1冊。80歳をすぎた今でも飽くなき好奇心で学校臨床、オープンダイアローグ、PICAZIP法の開発とアグレッシブに活躍されています。この本は、そんな著者の学校臨床とその周辺の心理的支援についての新しい考え方をまとめたもので、学校臨床にかかわった50年の経験から生み出された新しい学校臨床のパラダイムを語っています。



目次

第1章 スクールカウンセリングのパラダイム論
第2章 パーソンセンタード・アプローチとオープンダイアローグの出会いから生まれてきたもの―21世紀のあたらしい心理臨床のパラダイムを求めて
第3章 学校におけるPCAグループの実践と展開
第4章 グループワークとしての新しい事例検討:PCAGIP法入門
第5章 心理臨床家養成における実践家―科学者モデルはうまく機能しているか
第6章 連携をキーワードにみるSC事業の新しい展開への序曲的メモ
第7章 いじめの予防:ポジティブフィードバックの意義―PCAグループからのアプローチ
第8章 新しいスクールカウンセラー:チーム学校をめぐって
第9章 スクールカウンセラーの創成期から未来に向けて



著者等紹介

村山正治[ムラヤマショウジ]
1934年、東京都生まれ。1963年、京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。教育学博士。臨床心理士(00034号)。1963年、京都市教育委員会指導部カウンセリングセンター専任カウンセラー。1967年、九州大学教養部助教授。1972〜1973年、Center for the Studies of the Person(ロジャース研究所)研究員となり、ロジャース博士に学ぶ。1985〜1986年、英国Sussex大学、米国UCLA訪問教授。1990年、九州大学教育学部長・研究科長。1997年、九州大学定年退職、九州大学名誉教授。以後、久留米大学大学院、東亜大学大学院、九州産業大学大学院教授を歴任。現在は東亜大学大学院特任教授・臨床心理学専攻主任。九州大学教養部時代に学生相談、大学紛争を体験した。その結果、個人の尊重・多様性・異質性の共存を目指す新しいコミュニティモデルとなる「福岡人間関係研究会」を創設した。以後50年以上も出会いと対話の「エンカウンターグループ活動」を展開している。1972年のロジャース研究所では世界の最先端の動向に触れ、異文化に学ぶ機会に恵まれた。この機会にフォーカシングのユージン・ジェンドリン博士夫妻や英国のパーソンセンタード・アプローチのリーダーデイブ・メアンズ夫妻と親交を深めた。両夫妻を日本に招待し、フォーカシングを日本への導入する役割、「深い心理療法」の紹介の役割を果たした。パーソンセンタード・アプローチとフォーカシングの研究、実践の功績で日本心理臨床学会と日本人間性心理学会賞を受賞。現在はパーソンセンタード・アプローチの理論と実践、大学院院生養成、SC事業の展開と教育改革などに関心を持っている。特に21世紀の新しい科学論・人間論・社会論などを探索するパラダイム論の構築を楽しんでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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