医療におけるナラティブとエビデンス―対立から調和へ (改訂版)

著者:斎藤 清二【著】
出版社:遠見書房

商品説明

内容説明

ナラティヴ・ベイスト・メディスンとエビデンス・ベイスト・メディスンは、臨床においての「両輪」とも言われますが、実際にどう両立させるべきなのでしょうか。本書は、この2つの詳しい解説をしつつ、両者を統合した次世代の臨床能力を具体的に提案するものです。目の前の患者の語りを聞くナラティブ・スキルと、医学本来の実践知であるエビデンス・スキルの双方が矛盾することなく存分に発揮されることが、医療者の最良の姿。この2つのスキルに焦点をあて、科学万能論でも精神論でもない新しい医療の姿を示したこの本は、対人援助サービスや臨床にかかわる、すべての治療者・支援者の座右の書になる1冊です。



目次

第1部 エビデンス(EBMはどのように誤解されてきたか;EBMをめぐる語物;EBM的思考様式と批判的吟味―EBMのステップ(1)〜(3)
臨床判断の共同構成―EBMのステップ(4)〜(5))
第2部 ナラティブ(NBMとは何か;物語面接法―NBMの技法(1)
質問技法を中心に―NBMの技法(2)
物語のすり合わせ―NBMの技法(3)
物語能力とその教育法―ナラティブ・メディスンを中心に)
第3部 ナラティブとエビデンス―対立から調和へ(EBMとNBMの統合的理解―実践と研究;臨床心理学におけるEBP概念の変遷―対人援助領域におけるエビデンスとナラティブの展開)



著者等紹介

斎藤清二[サイトウセイジ]
1975年新潟大学医学部卒業。1979年富山医科薬科大学医学部第3内科助手。1988年医学博士。1993年英国セントメリー病院医科大学へ留学。1996年富山医科薬科大学第3内科助教授、2002年富山大学保健管理センター長・教授。2015年富山大学名誉教授、立命館大学応用人間科学研究科特別招聘教授。2016年より立命館大学総合心理学部特別招聘教授。専攻、内科学、心身医学、臨床心理学、医学教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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