内容説明
5度にわたりシリア内戦の現場に入り、自らも死の恐怖と闘いながら、必死で生きる人々の姿をペンと写真で描いた貴重な記録。2016‐18年のシリアの状況を増補。
目次
第1章 初めての中東取材―アラブの春を目撃するために
第2章 自由を求める民衆たち―アサド政権の牙城ダマスカスと革命の町、ドゥーマ
第3章 死と隣り合わせの世界―シリア全土へと拡散する火種
第4章 出口の見えない深まる内戦―薄れつつある民衆の熱気
第5章 止まない惨劇―化学兵器使用の影で暗躍する不気味な組織
第6章 アレッポ最前線―一ケ月に亘る従軍記録
第7章 建国を求めて―もう一つの民衆革命
補章 革命の名のもとに始まった戦争―大国の黒い影
著者等紹介
桜木武史[サクラギタケシ]
1978年、岐阜県高山市生まれ。東海大学文学部広報メディア学科を卒業後、フリーランスのジャーナリストとして、主に南アジアの国々に取材に出掛ける。取材先はインド、パキスタン、アフガニスタンがある。2010年末から中東で起きた「アラブの春」に関心を持ち、2012年3月から2015年4月まで計5度に渡り、シリアに足を運ぶ。その体験をまとめた著書、『シリア 戦場からの声―内戦2012‐2015』で第3回山本美香記念国際ジャーナリスト賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
内戦の現場に入り必死で生きる人々の姿を描いた貴重な記録「山本美香記念国際ジャーナリスト賞」受賞。2016-18年の現状を増補「もっと民衆蜂起の生の声を聞いてもらいたい…!」5 度にわたりシリア内戦の現場に入り、自らも死の恐怖と闘いながら、必死で生きる人々の姿をペンと写真で描いた貴重な記録。2016-18年の現状を増補。
「自著である『シリア戦場からの声』は第三回山本美香記念国際ジャーナリスト賞を受賞した。それが一つのきっかけとなり、新聞、ラジオ、テレビでシリアを伝えるという機会に恵まれた。口下手ながら、講演会にも呼ばれ、人前で私が見てきたシリアの現状を報告した。
「シリアでこんな大変なことが起きているなんて知りませんでした」
「どうしたらシリアの戦争を終わらせることができるのでしょうか」
「これからはシリアのニュースを丹念に見ていこうと思います」
講演会を終えた後、参加者の方々から様々な意見が寄せられた。それを聞いて、私が行ってきたことが決して無駄ではなかったのだと救われる思いがした。」(増補版 あとがき)
桜木 武史[サクラギ タケシ]
著・文・その他