内容説明
パリから見つめ続けた現代の「世界史」が生まれる瞬間の記録。リーマン・ショック、ジョージア侵攻、「3.11」。混迷深まる21世紀世界。政治・外交・経済から文化・生活まで全てカバーする特派員ならではの、ミクロとマクロが交錯する生々しい現代史クロニクル!
目次
2007年(5月〜)(仏大統領選でニコラ・サルコジ当選(5月6日、反サルコジ暴力デモ発生)
サルコジ第五共和制6人目の大統領に就任(16日) ほか)
2008年(カフェ、レストランで全面禁煙;マルタ、キプロスもユーロ圏 ほか)
2009年(1日でユーロ誕生10周年(スロバキアがユーロ圏参加で16カ国)
エチオピアで人質の赤羽桂子(世界の医療団医師)ら解放 ほか)
2010年(寒波到来;エリック・ロメール監督死去(89歳) ほか)
2011年(1〜9月)(ルノー機密漏洩事件;チュニジアのベンアリ独裁政権崩壊(ジャスミン革命) ほか)
著者等紹介
山口昌子[ヤマグチショウコ]
ジャーナリスト。慶應義塾大学文学部仏文科卒業後、1969〜70年、フランス政府給費留学生としてパリ新聞記者養成所(CFJ)で学ぶ。産経新聞入社後は教養部、夕刊フジ、外信部次長、特集部編集委員を経て、1990年5月から2011年9月まで21年間にわたってパリ支局長を務める。1994年、ボーン・上田記念国際記者賞を受賞。2013年にはレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)