商品説明内容説明
訴訟上の和解に関する技法と実践方法を体系的に解説!裁判官が長年の実務経験や多数の先行研究を踏まえて、和解の技法を実際の和解現場で使えるものとして体系化した実践書!説得の技法をはじめとする和解の技法全般について、具体例やエピソードを交えてわかりやすく解説!さらに物語形式で和解の現場をリアルに再現!和解に関する法的知識や和解条項作成上の留意点についても説明!
目次
第1章 紛争解決手段としての和解
第2章 訴訟上の和解を規律する法規範
第3章 和解条項の作成
第4章 和解の勧告
第5章 和解の技法
第6章 和解Q&A
第7章 物語で理解する和解の技法―判事補工藤の和解の行方
著者等紹介
武藤貴明[ムトウタカアキ]
東京高等裁判所判事。1998年裁判官に任官。以来、東京、仙台、帯広、旭川、札幌の各地に勤務。2009年から5年間、最高裁判所調査官(民事)を務める。2022年4月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
・2009年から 5 年間、最高裁判所調査官(民事)を務めた現役裁判官である著者が、訴訟上の和解に関する基本技法と、これを実践で活かしていく方法を体系的に解説!
・著者の20年以上に及ぶ裁判官としての実務経験やさまざまな先行研究を踏まえて、和解手続を担う裁判官が身につけておくべき技法や知識など、裁判官の中で蓄積されてきた「暗黙知」としての技法を言語化し開示!
・第 1 章では、紛争解決手段としての和解の意義を説明し、第 2 章では、訴訟上の和解に関する基礎的な法的知識を解説! 第 3 章では、和解条項の作成上の留意点を、不適切な条項例も示しながら具体的に解説! 第 4 章〜第 6 章では和解の勧告、技法、Q&A で、和解を勧めるうえでの実務上のノウハウと留意点を詳解! 実際の現場で用いる会話等の「具体例」や和解に関する「エピソード」を豊富に盛り込みつつわかりやすく解説!
・第 7 章では、ある判事補を主人公とした架空のストーリーを通じて和解の技法が実際の現場でどのように用いられているかを、裁判官の心理も追いながらリアルに体感できる!
・初めて民事訴訟の単独事件を担当する若手裁判官はもちろん、民事訴訟に携わる弁護士等の法律実務家、調停手続や ADR に関与する方々、和解の実務に興味・関心がある研究者、司法修習生、法科大学院生などにもお薦めの書!
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