現代北海道文学論―来るべき「惑星思考(プラネタリティ)」に向けて

著者:岡和田 晃【編】
出版社:藤田印刷エクセレントブックス

商品説明

内容説明

“北の想像力”の可能性を探る―北海道文学を世界と結ぶ論考の数々!総勢19名による疾風怒濤の評論集!



目次

第1部 「北海道文学」を中央・世界・映像へつなぐ(円城塔―事実から虚構へダイナミックな反転(渡邊利道)
山田航―平成歌人の感性の古層に潜む「昭和」(石和義之) ほか)
第2部 「世界文学」としての北海道SF・ミステリ・演劇(河崎秋子―北海道文学の伝統とモダニズム交錯(岡和田晃)
山下澄人―富良野と倉本聰 原点への返歌(東條慎生) ほか)
第3部 叙述を突き詰め、風土を相対化―「先住民族の空間」へ(渡辺一史―「北」の多面体的な肖像を再構成(高槻真樹)
小笠原賢二―戦後の記憶呼び起こし時代に抵抗(石和義之) ほか)
補遺(伊藤瑞彦『赤いオーロラの街で』(ハヤカワ文庫、二〇一七年)―大規模停電の起きた世界、知床を舞台に生き方を問い直す(松本寛大)
馳星周『帰らずの海』(徳間書店、二〇一四年)―時代に翻弄されながら生きる函館の人々(松本寛大) ほか)



著者等紹介

岡和田晃[オカワダアキラ]
文芸評論家、ゲームデザイナー、現代詩作家、幻想文学専門誌「ナイトランド・クォータリー」(アトリエサード)二代目編集長、東海大学・法政大学講師。1981年、上川管内上富良野町生まれ。早稲田大を経て、筑波大大学院で修士号を取得。日本SF作家クラブ、日本文藝家協会、日本近代文学会等会員。『「世界内戦」とわずかな希望』(日本SF評論賞優秀賞受賞作を含む、アトリエサード)、『反ヘイト・反新自由主義の批評精神』(北海道新聞文学賞佳作の改題、寿郎社)、『掠れた曙光』(詩集、幻視社、茨城文学賞)ほか著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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