内容説明
ようこそ歴史の闇に埋もれてしまったなぞの動物たちの世界へ!本書は明治・大正・昭和期の日本で目撃された「怪奇動物」について考察する図鑑である。「怪奇動物」の定義は、妖怪やUMAではなく、「現在では正体が明らかになっている動物」ないしは「様々な事情で奇異的に記録されてしまった動物」である。さあ「怪奇動物」を巡る旅へ出発だ!「へんないきもの」54の正体!
目次
新着動物ゴニラ
埼玉のトゲ怪獣
天狗犬
岡山の海狼
古都に現れたネズミ怪獣
本所の「三ツ目」怪猫
本所の怪獣
小石川の怪獣
漬物になった怪物
岩手の火猫(雷獣)
比婆山の巨大猿
山梨のコブラ
テレポートアニマル
著者等紹介
穂積昭雪[ホヅミアキユキ]
東京都葛飾区生まれ。大学在学中の2010年にライターデビュー。学生時代より、明治期〜昭和期の怪奇事件・猟奇事件・珍事件が掲載されている新聞記事の収集を行っており、そのスクラップ数は1000点を超える。2017年より「珍事件・怪事件ライター」を名乗り、本格的に活動をスタート。明治・大正・昭和時代に掲載された新聞記事を中心に、怪奇事件や珍事件を再調査する活動を現地調査を含めて行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)