内容説明
本物のロックを聴く。ルーツ・ロックやボブ・ディランのバックバンドというイメージを覆す、日本初の本格的ザ・バンド論。映画『ラスト・ワルツ』のシーン別徹底解説付。ロック写真家ウイリアム・ヘイムス氏がコンサート「ザ・ラスト・ワルツ」で撮影した幻の写真24点を収載!
目次
1 いつの日か、ロックはザ・バンドのものとなるだろう(どうしてぼくは「ザ・バンド」を聴いているのか;ザ・バンドは「ロックバンド」なのか;来たるべきロック『南十字星』;ザ・バンドをどう聴くか;ザ・バンドを読む ほか)
2 もう一度『ラスト・ワルツ』を観るために(われわれのアメリカはまだ発見されていない;ミュージカル映画『ラスト・ワルツ』;『ラスト・ワルツ』に至るまで;「ラスト・ワルツ」とは何か;映画『ラスト・ワルツ』のシーン別徹底解説&おすすめのアルバム)
著者等紹介
池上晴之[イケガミハルユキ]
1961年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒。批評家。編集者として35年以上にわたり医学、哲学、文学をはじめ幅広い分野の雑誌および書籍の制作に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)