内容説明
二人の日本が誇る文学者から文章術を学ぶ方法を、「現代文のカリスマ」出口汪が詳細に解説する。明治大学文学部教授・斎藤孝との対談も収録。二人の国語の先生は、又吉直樹の『火花』をどう読んだのか?
目次
プロローグ 文豪の文章術を盗もう
第1章 芥川に学ぶ論理的な文章術
第2章 太宰に学ぶ自由奔放な文章術
第3章 芥川に学ぶ視点を変える文章術
第4章 太宰に学ぶ魂を表現する文章術
第5章 芥川に学ぶ重厚な文章術
第6章 太宰に学ぶ演技としての文章術
第7章 出口汪×齋藤孝 なぜ芥川と太宰はすごいのか?
著者等紹介
出口汪[デグチヒロシ]
1955年東京生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程修了。広島女学院大学客員教授、論理文章能力検定評議員、出版社「水王舎」代表取締役。現代文講師として、予備校の大教室が満員となり、受験参考書がベストセラーになるほど圧倒的な支持を得ている。また「論理力」を養成する画期的なプログラム「論理エンジン」を開発、多くの学校に採用されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
【著者紹介】
1955年東京都生まれ。東進衛星予備校講師、出版社・水王舎を経営。受験生たちの熱い支持を受け続けている、大学受験現代文の元祖カリスマ講師。宗教家・出口王仁三郎の曾孫。関西学院大学文学部博士課程修了後、代々木ゼミナール、旺文社のラジオ講座などで爆発的人気を博し、伝説の講師。また、論理力を養成する画期的な言語プログラム「論理エンジン」を開発し、現在、私立を中心に全国250校以上の小中高で導入されている。