内容説明
手塚治虫の永遠のテーマ「生命の尊さ」が貫かれた珠玉の七篇が憲法九条を問い直す。
著者等紹介
手塚治虫[テズカオサム]
1928年11月3日、大阪府生まれ。大阪大学医学専門部卒。1947年に『新宝島』を発表し、映画の手法をとりいれたストーリー漫画として注目される。その後、数々の新しい表現方法でストーリー漫画を確立し、漫画を魅力的な芸術にした。1961年、手塚治虫プロダクション動画部(のち虫プロ)を設立。日本初の長編テレビアニメシリーズ「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝」などで日本中の子どもをとりこにした。漫画とアニメーションすべての作品は、手塚の永遠のテーマである「生命の尊さ」で貫かれている。『手塚治虫漫画全集』(講談社)は全400巻に及ぶ。1989年2月9日に60年の生涯を閉じた
小森陽一[コモリヨウイチ]
1953年東京都生まれ。東京大学教授、全国「九条の会」事務局長。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
1章 戦争の本質を描く
「紙の砦」
「ザ・クレーター 墜落機」
「やり残しの家」
2章 九条の下で生きる
「ベトナムの天使」
「消え去った音」
「荒野の七ひき」
「1985への出発」
各作品解説 小森陽一
解題「手?治虫の戦争と平和」 野上暁
手塚治虫[テヅカ オサク]
著・文・その他
小森陽一[コモリ ヨウイチ]
解説