内容説明
この本は、大学入試の現代文のためのものです。現代文は、高校の授業と入試で大きく違います。この本は特に現代文が苦手だという人のことを考えて書きました。途中までは会話の調子で書いたやさしく読める本ですが、問題解説では固い文体になります。これ一冊をやり通せればかなりのレベルの大学の問題まで解けるようになるはずですよ。
目次
第1部 現代文の基礎を身につけよう(現代文は、これがわかればできる!;現代文を解く道具はこれだ!;現代文、ここまでわかれば立派!)
第2部 入試現代文に挑戦しよう(谷川俊太郎「日本語を生きること」;野村雅一「身ぶりとしぐさの人類学」;山田詠美「〓」;川端康成「古都」;大森荘蔵「流れとよどみ」 ほか)
著者等紹介
田村秀行[タムラヒデユキ]
1952年(昭和27年)東京都大田区生まれ、世田谷区育ち。京都大学文学部哲学科卒、仏教学専攻。塾講師・プロ家庭教師を経て、1982年(昭和57年)より代々木ゼミナールの現代文専任講師となり、のち小論文や現古漢総合の講座も担当する。本名のほか、大伴茫人のペンネームでも著書を出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)