商品説明内容説明
寛文6(1666)年4月、芭蕉23歳。人生をかけた旅が始まる。故郷・伊賀上野から出た芭蕉は江戸で自らの俳諧を確立。そして「野ざらし紀行」「笈の小文」「更科紀行」の旅へ。23歳から45歳までの芭蕉の吟行をなぞり、芭蕉と同じ土地で句を詠み続けた俳人・小澤實のライフワーク『芭蕉の風景』。句集未収録の約200句を収録。
目次
第1章 伊賀上野から江戸へ(京は九万九千くんじゆの花見哉;うち山や外様しらずの花盛 ほか)
第2章 野ざらし紀行(霧しぐれ富士を見ぬ日ぞ面白き;猿を聞人捨子に秋の風いかに ほか)
第3章 笈の小文(星崎の闇を見よとや啼千鳥;寒けれど二人寝る夜ぞ頼もしき ほか)
第4章 更科紀行(木曾のとち浮世の人のみやげ哉;俤や姨ひとりなく月の友 ほか)
著者等紹介
小澤實[オザワミノル]
昭和31年、長野市生まれ。昭和59年、成城大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。15年間の「鷹」編集長を経て、平成12年4月、俳句雑誌「澤」を創刊、主宰。平成10年、第二句集『立像』で第21回俳人協会新人賞受賞。平成18年、第三句集『瞬間』によって、第57回読売文学賞詩歌俳句賞受賞。平成20年、『俳句のはじまる場所』(3冊ともに角川書店)で第22回俳人協会評論賞受賞。俳人協会常務理事、讀賣新聞・東京新聞などの俳壇選者、角川俳句賞選考委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
2000年から2018年にかけて、旅雑誌「ひととき」「L&G」で連載された「芭蕉の風景」。毎月、松尾芭蕉が句を詠んだ地を実際に訪れ、あるときは当時と変わらぬ大自然の中、またあるときは面影もまったくない雑踏の中、俳人と旅と俳句の関係を深くつきつめて考え続けた連載は人気を博し、200回を超えて続きました。
俳人・小澤實の約20年間、そして芭蕉にとっては、20代前半から晩年までの約30年間。2人の俳人は300年の時を隔てて、日本中を旅し、句を詠み続けました。この本はその記憶の「交歓」であり、現地を見た、感じたからこそわかる、まったくあたらしい芭蕉像を造り上げた意欲作です。
★上巻には句集未収録の句、約200句を収録★
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