内容説明
ご存じ、太平の江戸の世を気ままに旅する弥次さん北さんの珍道中。この世は喜劇。深刻になりすぎると滑稽だ。世間の憂さを忘れて、著者と一緒に「東海道中膝栗毛」の旅に出かけませんか。
目次
発端/初編(江戸〜箱根)
2編(箱根〜岡部)
3編(岡部〜新居)
4編(新居〜桑名)
5編(桑名〜山田)/5編追加(伊勢めぐり)
6編(伏見〜京/京内めぐり)
7編(京内めぐり)
8編(大坂見物、生玉〜住吉)
著者等紹介
中西進[ナカニシススム]
1929年東京都生まれ。東京大学大学院修了。大阪女子大学長、京都市立芸術大学長などを経て、現在、奈良県立万葉文化館長・京都市中央図書館長。文学博士、文化功労者。日本文化、精神史の研究・評論活動で知られる。日本学士院賞、大佛次郎賞、読売文学賞、和辻哲郎文化賞、奈良テレビ放送文化賞ほか受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)