内容説明
心の病の発症過程から回復過程、最新の精神療法を、医師自らが手がけたイラストとともに解説する。精神科医のみならず、患者や家族が心の病を理解し治すための一助となる、画期的な一冊である。
目次
当院の初診精神療法
心と脳と身体の概念図・心の病の捉え方・心の病の治し方・図解通院精神療法
不安症・神経症圏:パニック症・社交不安症・強迫症・他
うつ病圏
躁うつ病圏
統合失調症圏
情緒不安定性パーソナリティ症・依存症・解離性障害・多重人格・クレプトマニア・醜形恐怖・摂食障害
発達障害
老年期精神障害
心の病を共存精神疾患として捉える
向精神薬療法の意義
精神の評価表 睡眠記録 生活記録 行動記録
心の病の捉え方、直し方
著者等紹介
広岡清伸[ヒロオカキヨノブ]
精神科専門医、指導医。精神保健指定医。元臨床心理士、元日本医師会認定産業医、元ケアマネージャー。富山県出身、高岡高校卒、早稲田大学中退、日本大学医学部卒。東京大学医学部附属病院精神科研修医、堀ノ内病院、関東労災病院などを経て、1992年横浜市港北区に広岡クリニックを開設。現在、広岡クリニック院長、理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)